モダールとは?素材・生地のデメリットとメリットなど特徴を解説

モダールの特徴ファッション豆知識

 今回はモダールとは何か、モダール素材・生地について解説。

 モダール素材のデメリット(欠点)とメリットをそれぞれ挙げ、肌荒れするかなどの特徴を解説していきます。

 加えて、洗濯方法についても解説するのでぜひご覧ください。

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モダールとは?商標名

モダールとは

 モダールとはレーヨンの一種であり、オーストリアのレンチング・ファイバーズ社が生産している改質レーヨンのこと。

 そのため、モダールの品質表示はレーヨンになります。

 モダールは木材パルプを原料として人工的に作られた化学繊維、かつ再生繊維です。

 モダールは時として、登録商標名の「Lenzing Modal(レンチングモダール)」と呼ばれることもあります。

モダール素材のデメリット(欠点)

モダール素材・生地のデメリット

 モダールは元々レーヨンを改良した素材なので、デメリット(欠点)が少ない点が特徴です。

 以下では、唯一気をつけるべきモダールのデメリットについて解説していきます。

モダール100%には要注意

モダール素材・生地のデメリット①

 モダールは他の素材と混紡しやすく、例として綿とブレンドした「コットンモダール」などが有名。

 他の素材と組み合わせることで、それぞれの素材の欠点を補えるのです。

 しかし、モダール単体となるとそうはいきません。

 モダールは水に強い特性があるとはいえ、多少のシワや縮みが生じる可能性があります。

 洗濯による悪影響を少なくするためには、綿など別の素材と混紡した生地を選ぶようにしましょう。

モダール素材のメリット

モダール素材・生地のメリット

 モダール素材・生地には以下のようなメリットがあります。

  • 耐久性が高い
  • シルクのような滑らかさと光沢
  • 軽く、ドレープ性に優れる
  • 発色に優れ、色落ちも少ない
  • 吸水性と吸湿性に優れる
  • 環境に優しい

 ここからは上記メリットについてそれぞれ深掘りしていきます。

耐久性が高い

モダール素材・生地のメリット①

 デメリットにてモダール100%には注意すべきとお話しましたが、モダール素材の衣類はレーヨンに比べ耐久性に優れます

 なぜなら、モダールが水に濡れたときの強度低下が小さいからです。

 このような特徴を持つことから、水に濡れても外力に対して強いという意味の「ハイウェットモジュラス(high wet-modulus)」と呼ばれることがあります。

 水に強いとどうなるかと言うと、洗濯しても縮みや型崩れ、毛羽立ちが生じにくくなります。

 >>レーヨンの洗濯方法|縮む?乾燥機は大丈夫?失敗談を集めてみた

シルクのような滑らかさと光沢

モダール素材・生地のメリット②

 モダールの生地はシルクのような滑らかさと光沢が特徴です。

 安っぽい光沢感ではないので、コスパの良い高見えしやすい素材であると言えます。

軽く、ドレープ性に優れる

モダール素材・生地のメリット③

 モダールは軽量で、ドレープ性に優れます。

 これにより華やかさが増すので、歩いたときや風になびいたときに真価を発揮するでしょう。

発色に優れ、色落ちも少ない

モダール素材・生地のメリット④

 モダールは発色に優れ、かつ洗濯時に色落ちが少ない特徴もあわせ持ちます。

 これらのメリットを活かし、コーディネートのアクセントとなるストールにも用いられたりします。

吸水性と吸湿性に優れる

モダール素材・生地のメリット⑤

 モダールは吸水性と吸湿性に優れる特徴を持ちます。

 夏場にモダールの服を着るとムレやべたつきによる不快感が減るのでおすすめですよ。

環境に優しい

モダール素材・生地のメリット⑥

 モダールを生産するレンチング社は、持続可能な方法で育てられた森林のブナ木材を100%使用しているので、環境に優しいエコ素材であると言えます。

 製造過程においても、二酸化炭素排出量や原材料の回収を意識し環境に配慮しています。

モダールは肌荒れしやすい?主な用途

モダール素材の肌荒れ事情

 モダールは吸湿性や肌触りの良さに優れる肌荒れしにくい素材

 そのため、ランジェリーパジャマなど肌に触れる機会の多い衣類によく用いられます。

 モダール素材のパジャマはシルクパジャマに比べ手入れが簡単なため、着心地の良さと耐久性を両立できるパジャマを探していた方におすすめですよ。

 ただし、洗濯後に洗剤や柔軟剤が残った状態では肌荒れしてしまう可能性もあるので、適量は守りましょう。

モダールの洗濯方法

モダールの洗濯方法

 モダール素材の衣類は水洗いが可能

 色落ちもしにくいので別荒いする必要がなく、基本的には家庭用洗濯機での洗濯が可能です。

 洗剤も普段使いしているものを使ってもらって大丈夫ですよ。

 ただし、デメリットでも述べた通り、モダール100%の製品には注意が必要です。

 シワや縮みが生じてしまう可能性もあるため、脱水時間は少なめに、洗濯後はすぐにハンガーにかけるようにしましょう。

 ちなみに私は、型崩れしにくい「MAWAハンガー」を愛用しています。

まとめ

素材の内容のまとめ

 今回は「モダールとは?素材・生地のデメリットとメリットなど特徴を解説」というタイトルでお話していきました。

 この記事の要点は以下の通りです。

  • モダールとは:レーヨンの一種。レンチング・ファイバーズ社が木材パルプを原材料に生産している化学繊維、かつ再生繊維のこと。
  • 商標名:レンチング・モダール
  • モダールのデメリット:➀モダール100%ではシワや縮みが生じる可能性がある
  • モダールのメリット:➀耐久性が高い, ②シルクのような滑らかさと光沢, ③軽く、ドレープ性に優れる, ④発色に優れ、色落ちも少ない, ⑤吸水性と吸湿性に優れる, ⑥環境に優しい
  • 肌荒れのしやすさ:しにくい
  • 主な用途:ランジェリー, ホームウェア(パジャマ)
  • 洗濯方法:家庭用洗濯機での普通洗いが可能(モダール100%は脱水時間を短めに)

 このように、モダールはデメリットが少なくメリットが多い優秀な素材です。

 肌が弱い方にもおすすめなのでぜひ試してみてくださいね。

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