レーヨンとは?素材・生地の特徴や最適な季節を解説

レーヨン素材の特徴ファッション豆知識

 みなさんはレーヨンとは何かご存知ですか?

 よく聞く繊維の名前ではありますが、素材の特徴など詳しいことは知らない方も多いと思います。

 そこで今回は、レーヨンとは何かメリット・デメリットを踏まえて特徴を解説し、春夏秋冬のうちどの季節に最適な素材・生地かお話していきます。

 >>レーヨンの洗濯方法|縮む?乾燥機は大丈夫?失敗談を集めてみた

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レーヨンとは

レーヨンとは

 レーヨンとは、木材パルプを原料として人工的に作られた化学繊維のこと。

 植物原料を化学的な手法で繊維として再生する再生繊維でもあり、レーヨンという名前は「光る糸」という意味を持ちます。

 長繊維のレーヨンは「人造絹糸(じんぞうけんし)」や「人絹(じんけん)」、「レーヨン・フィラメント」、短繊維のレーヨンは「レーヨン・ステープル」や「スフ」と呼ばれることがあります。

 ちなみに割合としては短繊維の方が多いようですよ。

 そして実は、レーヨンは世界初の化学繊維なんです。

 しかし現在は、強度面のデメリットの多さゆえにアパレルではわずかしか使用されていません。

レーヨン素材・生地の特徴

レーヨン素材の特徴

 続いては、レーヨンのメリットとデメリットを踏まえ、素材・生地の特徴について解説していきます。

 洋服選びの参考にどうぞ。

メリット

レーヨン素材のメリット

 レーヨン素材・生地のメリットは以下の通り。

  • 汗を吸いやすい(吸湿性が高い)
  • 接触冷感(熱伝導率が大きい)
  • 染色性に優れる
  • 滑らかな肌触りで肌に優しい
  • 絹のような光沢とドレープ性
  • 他の繊維となじみやすい(綿・ポリエステル・アクリルなど)
  • 消臭効果がある
  • 環境に優しい

 レーヨンのpHは5~6で弱酸性にあたります。

 このpHの値は肌に優しい繊維であることを示します。

 よって、レーヨンは衣類のみならず、コスメに用いられることもあるんですよ。

 また、レーヨンは電気抵抗値が小さく、制電効果が期待できます。

 静電気防止にもなるので、とことん肌に優しい素材だと言えますね。

 ただし、乾燥肌をお持ちの方は話が別です。

 吸湿性が高い特徴から、レーヨンが含まれる「ヒートテック」のように肌の水分を過剰に吸い取ってしまう場合もあるので注意してくださいね。

デメリット

レーヨン素材のデメリット

 レーヨン素材・生地のデメリットは以下の通り。

  • 濡れると強度低下が激しい(1/3になる)
  • しわになりやすい
  • 摩擦に弱い(白色化する)
  • 水シミができやすい

 こうして見ると、強度面におけるネガティブな特徴が多いことが分かると思います。

 とにかくデリケートな素材なので、扱いにはかなり苦労します。

レーヨン素材・生地が最適な季節

レーヨン素材が最適な季節

 レーヨンは春夏秋冬のうち、どの季節に最適なのでしょうか?

 結論、レーヨン素材・生地が最適な季節は「春」と「秋」です。

 これらの時期といえば、レーヨンシャツやレーヨンブラウスなどが有名。

 レーヨンは「接触冷感」と「吸湿発熱」の特徴をあわせ持つため、夏や冬といった極端に暑かったり寒かったりする季節にはあまり向いていません。

 よって、レーヨンは涼しく感じるくらいの季節に活躍させてあげましょう。

レーヨンの主な用途

レーヨン素材の主な用途

 レーヨンの主な用途は以下の通り。

  • 衣類(シャツ・ブラウス、肌着など)
  • 寝具(毛布など)
  • インテリア(カーテンなど)

 レーヨンは他の繊維となじみやすいため、綿やポリエステルとよく混紡され使用されます。

 混紡することでそれぞれの素材のデメリットを打ち消すことができるので、レーヨン単体より使い道が増えるんですよ。

まとめ

素材の内容のまとめ

 今回は「レーヨンとは?素材・生地の特徴や最適な季節を解説」というタイトルでお話していきました。

 この記事の要点は以下の通りです。

  • レーヨンとは:木材パルプを原料として人工的に作られた化学繊維、かつ再生繊維
  • レーヨンのメリット:①汗を吸いやすい, ②接触冷感, ③染色性に優れる, ④滑らかな肌触り ⑤絹のような光沢とドレープ性, ⑥他の繊維となじみやすい, ⑦消臭効果がある, ⑧環境に優しい
  • レーヨンのデメリット:①濡れると強度低下が激しい, ②しわになりやすい, ③摩擦に弱い, ④水シミができやすい
  • 最適な季節:春、秋
  • 主な用途:シャツ、ブラウス、肌着、毛布、カーテン
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