日本ではユニクロコラボでも人気を博す「Lemaire(ルメール)」。
服だけでなく、バッグやアクセサリーなど小物類まで幅広く展開するファッションブランドです。
今回は、ルメールとはどんなブランドかデザイナーも含め解説し、通販と取り扱い店舗、公式オンラインストアの紹介も行います。
この記事を読むメリットは以下の通りです。
- ルメールのブランド概要が分かる
- ルメールのデザイナー・ブランドコンセプトが分かる
- ルメールの歴代人気コラボコレクションについて分かる
- ルメールの公式オンラインストアのリンクが分かる
- ルメールの取り扱い通販サイトが一覧で分かる
- ルメールのおすすめ通販サイトが分かる
- ルメールの取り扱い店舗が一覧で分かる
Lemaire(ルメール)とは?デザイナーやブランドコンセプト
Lemaire(ルメール)とは、デザイナー「クリストフルメール」が1990年にスタートしたフランスのファッションブランド。
現在は「クリストフルメール」と「サラリントラン」の2人がデザイナーを務め、メンズ・レディース共に展開しています。
ルメール 2020aw
初期のルメールは、自身の名前を冠した「Christophe Lemaire(クリストフルメール)」というブランド名で活動していました。
しかし、2011年に「サラリントラン」がデザイナーへ加わったことをきっかけに、ブランド名を「Lemaire(ルメール)」に改名。
よって、ブランドを開設した1990年~2010年までのブランド名は「クリストフルメール」、2011年~現在までは「ルメール」ということになります。
ブランド名に関してはデザイナー自身も思うところがあるようで、インタビューではブランド名を自分の名前にしたことは失敗だったとも語っています。
ちなみに、討論の結果反対意見が多かったようですが、「habits」や「uniform」もブランド名の候補に入っていたと言います。
ルメール 2020aw
ルメールのブランドコンセプトは「一生永く着られる服」。
“日常のために服をデザインする”というクリストフルメールの信念を大事にし、最高級の素材やシルエットにこだわりクリエーションを行っています。
トレンドに囚われない姿勢がカッコいいですよね。
ルメール 2018aw レディース
ルメールの服はシンプルで、素材の良さを生かした生地が特徴的。
ヨーロッパと日本で織られた生地を使用し、服の90%はヨーロッパ、残り10%はトルコ・モロッコで生産されています。
一方、バッグやレザー製品はスペイン・イタリアで生産され、職人的なディテールも光ります。
特にバッグは通販でも人気で、クロワッサンのようなフォルムのショルダーバッグや、カメラバッグなど、クオリティーの高い名作バッグで溢れています。
ルメールは卓越したカッティングも魅力で、シルエットの美しさはそこらのファッションブランドとは一線を画します。
上品で知的なデザインはパリジェンヌ・パリジャンに愛され、今では世界トップブランドに肩を並べるブランドへと成長しました。
ルメールの歴史年表
出典:LEMAIRE
人気ブランド「ルメール」の簡単な歴史について、以下の年表にまとめました。
出来事 | |
1990年 |
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1993年 |
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1994年 |
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2000年 |
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2006年 |
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2011年 |
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2015年 |
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2016年 |
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ルメールのデザイナー「クリストフルメール」の概要
出典:BIOTOP
右:クリストフルメール
デザイナー「Christophe Lemaire(クリストフルメール)」については以下の通りです。
出来事 | |
1965年 |
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1987年 |
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1990年 |
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1995年 |
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2002年 |
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2010年 |
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2011年 |
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2014年 |
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2015年 |
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2016年 |
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ルメールのデザイナー「サラリントラン」の概要
出典:Pinterest
左:サラリントラン
デザイナー「Sarah-Linh Tran(サラリントラン)」は、フランス・パリで生まれ、アメリカ・ニューヨークで育った人物。
20代になるとパリに戻り、出版業界で働いたのち、元々知り合いであったクリストフルメールとアトリエで働き始めます。
そして2011年、ブランド名が「ルメール」に改名されると同時に、サラリントランがデザイナー・クリストフルメールと共同でデザイン活動をする正式なパートナーであると公表されました。
2人は私生活でも恋仲であり、彼女のフレンチカジュアルな着こなしも魅力的なので必見です。
ルメールは「ユニクロコラボ」で人気
出典:UNIQLO
ユニクロユー 2021aw メンズ
ルメールと聞くと、ユニクロコラボを思い浮かべる方も多いでしょう。
それほどユニクロ×ルメール(通称:ユニクロユー)は人気で、日本ではトップクラスの知名度を誇るコラボコレクションです。
ルメールのユニクロコラボは“ユニクロ アンド ルメール”名義で2015年秋冬からスタートし、2016秋冬よりユニクロユーとして再出発。
良心的な価格帯が受け、普段ルメールを購入しない層からも支持を集めています。
ただし、ユニクロユーではバッグやアクセサリー類をほとんど展開しておらず、服メインの展開が特徴。
今やどちらのブランドを語る上でも欠かせない人気コラボなので、少しでもファッションに興味のある方は是が非でも知っておきたいところです。
当ブログでもユニクロ×ルメールについては多く記事を投稿しているので、興味のある方はご覧ください。
ルメールのその他人気コラボ
ルメールはユニクロコラボが知名度もあり人気ですが、過去にはDorothee bisやRamosport等のファッションブランドともコラボしています。
そこでここでは、ルメールの過去の人気コラボについて解説していきます。
ルメール × ユナイテッドアローズ
ルメール×ユナイテッドアローズ
ルメール × ユナイテッドアローズは、2018年に発売されたコラボコレクション。
ユナイテッドアローズは日本のファッション業界を代表する最大手のセレクトショップなので有名ですよね。
こちらのコラボでは、素材から製造まで全て日本製にこだわり、日本人の体に馴染むコート・シャツ・パンツの3型を展開。
四者混の素材を用いたり、特殊な酵素を使い微生物に生地の表面を食べさせるバイオ加工を施し、ソフトでヴィンテージライクな風合いに仕上げた生地が特徴的です。
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ルメール × サンダース
ルメール×サンダース
ルメール × SANDERSも2018年に発売されたコラボコレクション。
SANDERS(サンダース)とは、1873年にスタートした歴史あるイギリスのシューズブランド。
パーツのほとんどに天然素材を用いることにこだわり、グッドイヤーウェルト製法の革靴を得意としています。
ルメール×サンダースでも素材にこだわり抜いたレザーブーツを展開し、注目を集めました。
ルメール × サンスペル
ルメール×サンスペル 第2弾 「タートルネックリブカットソー」
ルメール × サンスペルは、2019年3月と9月に発売されたコラボコレクション。
SUNSPEL(サンスペル)とは、1860年にスタートした歴史あるアンダーウェアメーカーであり、ルメールコラボでもアンダーウェアが中心に展開されました。
ルメール×サンスペルのコラボウェアは、肌触りが良く機能性に優れている点が特徴で、両ブランドの良さが詰まっており非常に魅力的です。
ルメール×サンスペルは、ブランド古着を取り扱う通販サイトで見かけることがあるので、買い逃してしまった方はチェックしてみてくださいね。
ルメール × ヴェジャ
ルメール×ヴェジャ 「キャンバスブーツ」
ルメール × ヴェジャは、2019年4月に発売されたコラボコレクション。
VEJA(ヴェジャ)とは、2004年にスタートしたフランスのサステナブルスニーカーブランド。
コラボで手掛けた靴にも、再生プラスチックやオーガニックコットン等の環境に配慮した素材が使用されました。
ルメール × マルティンラミレス
ルメール×マルティンラミレス
Martin Ramirez(マルティンラミレス)とは、20世紀の最も優れたアウトサイダーアートの画家と評されるメキシコ人アーティスト。
1963年に結核で亡くなっていますが、列車やメキシコの民族像を組み合わせた繰り返しの形を特徴とする図像が高く評価され、この世を去った後も回顧展が開かれるなど注目を集めています。
ルメール×マルティンラミレス
そのマルティンラミレス × ルメールのコラボでは、マルティンラミレスの作品「Boat and Canal」や「Landscape」などを忠実に再現した衣服を展開。
サイケデリックなプリントが美しく、ルメールのファブリックが活きたコレクションとなっています。
ちなみに、マルティンラミレス×ルメールは2020秋冬と2021春夏の2シーズンにわたって発表され、物珍しいアウトサイダーアートとファッションの融合がきっかけで世界中から注目を集めました。
しかしながら、生産数が少ないうえに通販サイトでの完売も早く、2次市場でも見かけることは少ないです。
【楽天市場】ルメール×マルティンラミレスのブランド古着を探す
マルティンラミレス × ルメールは以下の動画で確認可能です。
ルメールの公式オンラインストア
ルメール 2022ss
国内外問わず人気のファッションブランド「ルメール」。
人気ブランドなので、もちろん公式オンラインストアも存在しています。
ルメールの公式オンラインストアは、着用画像とアイテム数が豊富なのでおすすめ。
ルメールの新作アイテムを見るのであれば、第一にチェックしておきたい通販サイトです。
ルメールの取り扱い通販一覧
出典:LEMAIRE
公式オンラインストア以外にも、ルメールの取り扱いのある通販サイトは数多く存在します。
そこでここでは、ルメールの取り扱いがある通販サイトについて、海外通販と国内通販に分けて一覧でまとめました。
海外の取り扱い通販一覧
ファッションブランド「ルメール」の取り扱いがある海外通販サイトは以下の通りです。
海外通販サイトは日本の通販サイトに比べて安いことが多いですが、関税がかかる場合もあるので注意しましょう。
- SSENSE
- HBX
- FARFETCH
- MATCHESFASHION
- YOOX
- LN-CC
- LA GARCONNE
- NEIGHBOUR
- JULIAN
- KM20
- DOVER STREET MARKET
- Lane Crawford
etc.
国内の取り扱い通販一覧
ファッションブランド「ルメール」の取り扱いのある国内通販サイトは以下の通りです。
- 楽天市場
- ZOZOTOWN
- Acacia.
- mirabella homme
- JACK in the NET
- A.I.R.AGE
- IDIOME
- monde jacomo
- Unlimited
- AVELIA
- 三越伊勢丹オンラインストア
etc.
ルメールのおすすめ通販サイト
出典:LEMAIRE
ルメールの取り扱いのある通販サイトは数多く存在しますが、どこで購入すればいいか迷いますよね。
そこでここでは、ルメールのおすすめ通販サイトについてまとめました。
おすすめ通販サイト①
SSENSE(エッセンス)とは、正規品のみを取り扱う通販サイト。
日本語対応しており、シーズンセールでは最大70%OFFでルメールを購入できます。
服だけでなく、バッグやアクセサリー、シューズまで充実しているのでおすすめですよ。
おすすめ通販サイト②
FARFETCH(ファーフェッチ)とは、正規品のみを取り扱う通販サイト。
日本語対応しており、シーズンセールでは最大80%OFFでルメールを購入でき、クーポンが配布されることもあります。
FARFETCHも服だけでなくバッグ等も充実しており、バリエーションの多さが魅力的です。
おすすめ通販サイト➂
MATCHESFASHION(マッチズファッション)とは、正規品のみを取り扱う通販サイト。
日本語対応しており、シーズンセールでは最大80%OFFでルメールを購入でき、クーポンが配布されることがあるのでおすすめです。
また、MATCHESFASHIONでは年中セールが開催されているので、通販サイトを毎日チェックするようにしましょう。
【MATCHESFASHION】ルメール・メンズの新作を探す
【MATCHESFASHION】ルメール・レディースの新作を探す
おすすめ通販サイト④
ルメールのブランド古着を探しているのであれば、日本国内の大手通販サイト楽天市場がおすすめ。
ポイントによる還元率も高く、楽天カードを持っていると更にお得に購入できます。
過去の名作や人気アイテムが出品されていることもあり、安くルメールのアーカイブアイテムを手に入れたい方におすすめです。
ルメールの取り扱い店舗一覧
日本でも取り扱いの多いルメール。
ここまで通販サイトについてまとめましたが、ここではルメールの取り扱いのある国内店舗について調べてみました。
結論から言うと、ルメールの取り扱い店舗は、FASHIONPRESS:ルメール取り扱い店舗一覧で確認が可能です。
一覧形式で掲載されており、地方ごとに店舗を調べられるので便利ですよ。
また、それぞれの店舗の住所についても調べることが出来るので、服やバッグの実物を確認したい場合は是非ご活用ください。
まとめ
ルメール 「モールデッドタッコバッグ」
今回は「Lemaire(ルメール)|ブランド解説 & 取り扱い通販・店舗一覧」というタイトルでお話していきました。
ブランドや、通販・店舗情報の要点は以下の通りです。
- ルメールとは:クリストフルメールが1990年にスタートしたフランスのファッションブランド
- デザイナー:クリストフルメール(1990~) & サラリントラン(2010~)
- ブランドコンセプト:一生永く着られる服
- 歴代人気コラボ:ユニクロ、ユナイテッドアローズ、サンダース、サンスペル、ヴェジャ、マルティンラミレス
- 公式オンラインストア:Lemaire
- おすすめ通販サイト:SSENSE、FARFETCH、MATCHESFASHION、楽天市場
- 日本国内の取り扱い店舗:ルメールの取り扱い店舗一覧